■日本ユニセフ協会の概要
世界の恵まれない子どもたちに対して支援を行いたいと考えたらユニセフに募金をしようと考える人もいるでしょう。
ユニセフではボランティア活動を世界的に行っていますが、日本においてその窓口として中心になっているのが日本ユニセフ協会です。
日本でユニセフに募金したいと考えたら日本ユニセフ協会に連絡することになります。
基本的には日本ユニセフ協会は直接国外に移動してボランティア活動を行っているわけではありません。
活動内容として基本的には事務的な仕事を行っているのが特徴です。
ユニセフに対する募金を日本国内から受け取ってユニセフに送金する作業を行うのは重要な役割の一つですが、外貨として募金を受け取ったときにはその仕分け作業も行って無駄な為替費用をかけないようにしているのも仕事のうちです。
また、ユニセフの活動について周知してもらい、募金をしようと考えてくれる人を増やしていくのも重要な仕事として位置付けられています。
■ユニセフの代表的な活動内容
代表的な内容としてユニセフの活動内容に関するパンフレットやポスター等の資料を作成し、それを募金をしてくれた人や全国各地の学校に発送する作業があります。
この資料によって日本国内での認知度が高まっているのは確かであり、ユニセフにとっては欠かせない活動の一つと言えるでしょう。
一方、ユニセフハウスの運営を行っているのも日本ユニセフ協会です。
ユニセフハウスでは募金を行ってくれる人や実際にボランティア活動に参加している人たちに対する情報発信を行う場となっています。
また、子どもたちが訪れて学ぶための空間としても開いていて、開発途上国の教育現場についての展示が行われています。
この準備やツアーの実施を行うことを通して、ユニセフに興味を持った人にさらによく理解を深めてもらおうと画策されているのです。
このような活動には資金が必要になりますが、それも募金から賄われています。
グリーティングカードなどを販売して得ている収入もあるものの、それはわずかなものです。
基本的には募金の25%を上限として必要な経費を賄っています。
その意味でも募金を集める必要があるのが日本ユニセフ協会であり、積極的な支援がなければ国内での活動をすることすら危うくなってしまうでしょう。
だからこそ積極的にユニセフの活動について知ってもらおうと考えて宣伝活動を行っているのです。
少額でも募金を集めているのはそれが積み重なってようやく活動資金が確保できるようになるからに他なりません。
最終更新日 2025年6月12日 by livest