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最初の一歩として不動産賃貸が始めやすい
不動産事業と言っても実はいくつかの種類があります。
一般的に思い浮かべるものといえば不動産賃貸、いわゆる家賃収入などで収益を得る方法ですが、他にも不動産の仲介や売買、管理があります。
では、不動産事業を始めたいと思った場合に仲介や売買、管理、賃貸などがある中で何を選べばいいのかというのは不動産業界で働いている人ならまだしも、素人には分からない部分です。
このため、それぞれの特色を知るだけでなく、何を選べば自分にとってプラスなのか、そのあたりを含めて知っておきたいところです。
不動産で収入を得る場合、例えば不動産事業を本業にしてそこで稼いでいく場合とあくまでも副業程度の稼ぎでいいという場合に分かれます。
いきなり本業として稼ぎ出すのは大変なので最初は副業から始めようとするのが妥当ですが、その場合に何から始めればいいのか、ここが成功の第一歩を左右する部分です。
その時に始めたいのが不動産の賃貸です。
不動産の賃貸が副業に向いているのはマンションを一室だけで購入しそれを貸し付けて、あとは毎月のように家賃収入を得るだけというスタイルがサラリーマンでもやりやすいからです。
規模を拡大させる場合もやりやすく、例えばマンションを一室から二室に増やすなど、小刻みに増やしていくことが可能です。
まとまったお金ができればマンションの部屋を売却してそれをアパート一棟に買い替え、さらに盤石にしていけます。
こうして盤石な状態を作り上げ、規模をどんどん拡大していければ不動産事業の最初の一歩としては十分です。
この過程で融資や物件の選定など様々なことを経験します。
今後事業を拡大させていくにあたって、経験や知識をこの段階で踏んでいくことができれば次のステージへもすんなりと行けます。
仲介手数料で稼ぐ方がより効率的な不動産の賃貸
素人でも真っ先に始めやすいのも不動産の賃貸のいいところです。
感覚としてはマンションの大家さんのようなものであり、その人になり切るイメージで大丈夫です。
売買や仲介というところになっていくと国家資格が必要になり、そのために猛勉強が必要となります。
不動産事業を始めようとする人は実は社員として携わっており、国家資格を得ていた人が多いです。
全く不動産に関して経験がない人はいきなり国家資格を目指そうとしても相当大変なため、不動産の勉強を兼ねて賃貸を始めるのが一番です。
そんな賃貸業ですが、副業としては非常にいいものの、大きく稼ぐとなると心許ない部分があります。
売却益を出そうにも限度があり、バブル経済のように土地の価格がどんどん高くなることは非現実的です。
なので、そこを狙うよりかは仲介手数料で稼ぐ方がより効率的と言えます。
仲介業は手数料を得ながら確実にもうけを出すことが出来る
不動産の知識を得て国家資格を取得すればいよいよ仲介の道へ足を踏み入れることができます。
不動産仲介業のいいところは、仕入れ値がほとんどないような状態であり、手数料も決められる点です。
自分で購入したものを売る場合は売買業になります。
仲介業はこれを売りたい、この物件を購入したいという場合に頼りにされる存在です。
売る側と買う側双方の思惑を天秤にかけながら売っていけるため、仲介業者は優位に立つことができるのもポイントです。
あまりにも露骨なことをすれば嫌われますが、分からないように行っていけば手数料を得ながら確実にもうけを生み出すことが可能です。
不動産業界はまだ世間と比べてスピード感が乏しい業界であるため、奇抜な戦略や画期的な方策が浮かんでそれを実行すれば一気に成功に近づける分野でもあります。
なので、日々感じる疑問、お客さんにとってこの部分を何とかすれば積極的に利用してくれるであろう部分を見つけて、それをすぐに改善し実行することができれば、多くの人に利用してもらえます。
仲介業は選択肢が幅広く、日々の勉強や経験を活かしながら成功に近づきやすい
賃貸業は売るだけ、売買業は売り買いの際にちょっとしたプレゼントをつけられるだけとやや選択肢が限られる中で、仲介業は色々な選択肢があることから成功に近づきやすいと言えます。
その点、お金が必要になりますが、これは賃貸業での収入などを充てればいいだけのことです。
その部分はいきなり仲介業として独立する人との大きな差と言えます。
また賃貸業でこれだけ頑張ってきたという自負もあるため、仲介業に乗り出す場合もそれなりの自信を持って臨むことができるのもプラスです。
もちろん、賃貸と仲介では勝手が違うために戸惑うことは当然出てきます。
その中で日々の勉強や経験を大切にしながら、成功に向けた一歩を踏み出していければいずれ大きな結果を得られます。
不動産事業で成功するためには、まず賃貸業で一定の結果を出すこと、その過程で不動産に関わることをあらかた理解すること、仲介業を始めるにあたって猛勉強を行って国家資格を得て、必要な資金を確保して仲介業を始めることが大事です。
あとはおごり高ぶることなく、売買業などにもチャレンジするなどリスクヘッジを進めることを行っていけば、成功は時間の問題となります。
最終更新日 2025年6月12日 by livest