手にはたくさんのツボがあると言われています。
たとえば、親指と人差し指の間のつぼ「合谷」は大変有名なツボで、どんな体の不調もここを揉めばよくなるというのがハンドセラピーでは常識です。
手のひらの真ん中にあるツボ「ろうきゅう」もハンドセラピーではよく使われるツボで、心臓がどきどきするときや気分を落ちつけたいときにここをぎゅーっと押すと効果的だと言われています。
手というのは体の末端にありますから、どうしても血流が悪くなりがちです。
デスクワークのしすぎで肩凝りや、腕、手の疲れを感じたら、時々立ち上がって、手を下に向けて振るだけでも手が赤くなり、血流がよくなるのを感じることでしょう。
こういったセルフハンドセラピーも時には取り入れたいものです。
そして、マッサージを受けたり、アロマセラピートリートメントを受けたことがある方ならわかりますが、カルナーキュアのような有資格者や技術者から受けるハンドセラピーは、とても気持ちがよく思わず眠ってしまうほどです。
ハンドセラピストは、解剖生理学など、人の体についてよく学んでいますからポイントを押さえて、その人の症状にあわせてマッサージしてくれます。
もちろん東洋医学、ツボについてもよく知っていますので、ハンドセラピーを受けた時には、積極的に施術者に質問してセルフケアについてアドバイスをもらうとよいでしょう。
健康にとてもよいハンドセラピー、最近では長寿に一役買っています。
高齢者のためのハンドセラピーが介護現場でもかなり取り入れられるようになりました。
アロマセラピスト達がグループで、デイサービスなどの介護の現場でボランティア活動としてハンドセラピーを行っています。
高齢者は優しく手に触れられると、表情もパッと明るくなり、認知症にも効果的と言われています。
コツさえつかめば、家族が覚えて高齢者のためにやってあげるということも可能ですが、アロマテラピーを高齢者に取り入れる時は精油の濃度を低くし、安全性を確かめて行いましょう。
最終更新日 2025年6月12日 by livest