iPhoneのバッテリー交換は、満充電しても使える時間が極端に短くなったり、すぐにバッテリーがなくなってしまう場合に必要です。
元々使用可能な時間が長い端末ではありますが、使える時間が半分になるだけでも不便です。
その為、初期性能の50%にまで使用可能な時間が短くなったら、これを目安の1つに交換を検討することをおすすめします。
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バッテリーの確認方法
バッテリーの状態は設定画面のバッテリーの項目から辿り、確認できるようになっています。
最大容量は新品時だと100%か限りなくそれに近い数字ですが、長年使用しているとこの性能が低下します。
つまりバッテリーの状態を確認することで、現在のバッテリーの性能と、バッテリー交換時期の目安が分かるわけです。
ただiPhoneはユーザーが自分で交換できるようには設計されていないので、修理扱いでAppleに交換してもらう必要があります。
Appleの公式サイトから依頼方法を選んで申し込む
持ち込みと配送のいずれかで依頼可能なので、バッテリーの持ちに不満を覚え始めたら、Appleの公式サイトから依頼方法を選んで申し込みましょう。
手続きを始める前にアドバイザーと電話で話をしたり、チャットサポートも受けられるので、不明な点を確認してから申し込めます。
持ち込み
持ち込みを選択した場合は、銀座や心斎橋などにある最寄りのAppleStoreの直営店か、正規サービスプロバイダのお店に持ち込みます。
初期不良でバッテリーの性能が低いのであれば、修理ではなく本体の交換扱いでiPhoneを新しくしてもらえる可能性があります。
長年の使用でバッテリーの性能が低下している時は、有償で交換してもらう形です。
Apple製品の限定保証が有効だったり、AppleCare+に加入しているのなら、無償でバッテリー交換が受けられます。
どちらも保証も対象外の場合は、バッテリー代を支払って交換作業をお願いすることになりますが、料金設定は良心的なので安心です。
最新の機種でも1万円でお釣りがきますし、旧世代なら約6,000円くらいで済みます。
Appleの良いところは、かなり古い世代のモデルであっても、バッテリー交換を含めた修理サービスを提供していることです。
愛着が湧いて手放せない機種も、良心的な料金で交換してもらえますから、バッテリーの劣化を気にせずに愛用し続けることができるでしょう。
配送
修理オプションの1つの配送は、持ち込みと同様にApple公式サイトから予約して、梱包したiPhoneを集荷に訪れる配送業者に渡すだけと簡単です。
持ち込み不要で手間暇が掛かりませんから、忙しくてお店に足を運ぶ時間が取れない人におすすめです。
持ち込みも配送も、修理に要する日数は5~7営業日が目安なので、預けて1週間ほど待つことになります。
もしバッテリー交換が急に必要になったり、一時的にでもiPhoneを手放せないのであれば、街の専門店が相談先の候補になり得ます。
急ぎでiPhoneを復旧したいなら街の専門店がおすすめ
街の専門店は各地に点在していて、特に公共交通機関の主要駅の前や周辺に集まっている傾向があります。
正規サービスプロバイダでないお店はいわゆる非正規に分類されますが、正規の修理料金よりも安く、そしてスピーディーに修理が完了するのは確かです。
街の専門店には、毎日のように修理の相談や依頼が寄せられますから、よくあるバッテリー交換はお手の物です。
それだけに技術料を含む料金が抑えられていますし、当日中の修理完了どころか数時間で終わることもあります。
このように、Apple正規の修理と違って約1週間を要しませんから、急ぎでiPhoneを復旧したいなら街の専門店一択です。
非正規の修理を受けるとメーカー保証が切れる恐れはありますが、お店が独自に保証をつけていますし、万が一修理後に不具合が生じても対応してもらえるので心配無用です。
持ち込みで即修理対応を受けたいのであれば街の専門店が有力
勿論、修理を待てるなら正規店の方が後々安心ですし、限定保証やAppleCare+が有効なら保証を使い無償で対応してもらった方が良いでしょう。
しかし急ぎとなれば話は別で、正規店だと持ち込みをしても、預かりから修理や返却までに日数が必要となります。
作業内容がシンプルとはいえ、その場で直してもらうことはできませんから、持ち込みで即修理対応を受けたいのであれば街の専門店が有力です。
工具を用意して自力で交換する選択肢もありますが、初めてで経験がないと勝手がわからず、本体に傷をつけてしまったり新たな不具合を生じさせる恐れがあるので注意です。
手先が器用で、特定の製品に限らずスマホを分解した経験がある人なら大丈夫かもしれませんが、どちらもない場合は素直に修理のプロに任せるのが賢明です。
まとめ
壊してしまっても構わないなら交換に挑戦するのもありでしょうが、バッテリー以外に問題のない端末を壊すのは勿体ないです。
やはり、リスクを負うメリットは殆どありませんから、正規店か非正規店のいずれかに相談して修理をお願いするのが、現実的な選択肢となるでしょう。
最終更新日 2025年6月12日 by livest