⒈子供の習い事としてのフィギュアスケート
フィギュアスケートは、出来るのであればやっておくととてもよい習い事です。
アスリートにならなくても、芸術性や発想力という後々身に着けるのは難しい力が伸びます。
スケートリンクの数が限られていて通うのが大変、お金がかかることが多いスポーツであるなど難点もあるにはありますが、都合がつくならやってみると非常にプラスになります。
どういう子なら向いているかというと、元来自分の中に表現したい心や独創性というものが強いお子さんです。
「私はこうしたいと思うの」という思いをはっきり持てているということが必須という意味ではありません。
自然にしていて、この子は表現をしようとしているなと思われるお子さんはいると思います。
そのような子どもは、自分ではそんなに特別表現をしようとしているのではないつもりであったり、自分が独創性が高いとは気づきもしていないケースも多いです。
そういうお子さんほど向いています。
そしてそのようなお子さんに対しては、そのような表現の心の才能について、周りから見て気付くことがあるはずで、そのような様子が見て取れたら「フィギュアスケートをやってみない?」とすすめて、リンクの見学などに行くとよいです。
習い事は何でもそうですが、フィギュアスケートも通うならいい先生に見て頂くことが非常に重要です。
⒉子供との相性が重要な先生選び
お稽古の先生というのは子どもの才能を伸ばしてくれるということをしますが、そのことについては子どもと先生の相性というものが大いにかかわります。
厳格な先生が向いている向いていない、子どもの自主性に任す先生がやりやすい、やりやすくないなど色々あって、それらのことが子どもがどこまで伸びるかに影響を及ぼしそうなのは想像しやすいのではないでしょうか。
どんな先生がいるのかなどは、実際に教室を開催しているリンクに関して調べてみたときに話が聞けるものだと思います。
なのでそこでいい先生がいるなと思ったら、そのスケートリンクを通えたらいいと思う場所の候補に入れておきましょう。
テレビで見聞きするような、著名な先生がいる場合もあります。
大体そういうところは既に著名な選手の指導などをしていて手一杯と言われるイメージもあるでしょうが、それでももし空きがあると言われた場合、非常にチャンスなわけですから気後れせず申し込み出来るならやっておくに越したことはないです。
実際子どもさんがリンクの様子に惹かれて習ってみようかなと思った場合、指導をお願い出来たらいいと思う先生に、実際にそのお子さんを見て頂くとよいです。
素人ながらリンクに立ってみた姿を見て頂くということではありません。
子どもさんそのものを見せるという意味です。
そのお子さんの人物像を先生がつかんで、フィギュア自体に向いているかどうかや、自分の指導スタイルやそこの教室の状況に馴染んでやっていけそうかどうかを判断するものなので、まずはその機会に関してお願い出来るとベストです。
めでたく見て下さる先生が見つかり教室に通うことになった場合にいつも留意しておくべき点は、先生の言うことをよく聞いて、一生懸命通おうということです。
まず先生の言われたことをきちんと聞いてそのままやれないとダメというのが基本です。
先生というのはいついかなるときも忙しいものです。
⒊お休みにも注意し金銭面でのバックアップも必要
せっかく教われることになった機会を不意にせず、しっかり着いていこうとしないともったいないことになります。
先生の教えが入ってこなければ意味がないのですから、お休みにも注意しましょう。
規定の練習日のうち一日休めば一週間遅れが出たのと同じことなどというのはスポーツ界ではよく言われます。
そこを取り戻すための体の調子の立て直しから始まり、なかなか本当の練習に復帰出来ないということになって、どんどん時間のロスが出ますので体調管理等含めて気を付けましょう。
無駄に時間をかけることは、その分の授業料を納めていると言っても先生も喜びません。
フィギュアスケートでは、練習時間の最中うんと頑張ることの他に普段の生活でも努力が必要になります。
例えば幼いうちでも理想の体系維持などのために食事には気を使う必要があります。
普通のお子さんが喜ぶようなお菓子などは控えなければいけないし、栄養がそろっているのだから食事としてはよいはずのメニューも、もっとアスリート向けに考えて食材を変更していかなければならないなど、継続していくのは結構きついこともたくさんあります。
しかし本気でやろうとして、それに集中して生活を組み立てればやれないことはないので、お子さんが本気でやっていこうとしているなら、精一杯バックアップをして上げるとよいです。
また、バックアップとしてはお金についても考えておかなければなりません。
見込みがあれば、先生から普段のレッスンの他に特別指導の時間についての話が出たりします。
大会に出るための費用や衣装代など、普通の授業料の他にお金がかかることも必至です。
ここを削ろうと考えるのであると、残念ながら意味がなくなってしまうと言わざるを得ない側面があります。
出来る限りお子さんを応援しようとしてあげるとよいです。
最終更新日 2025年6月12日 by livest